検索対象:     
報告書番号:
※ 半角英数字
 年 ~ 
 年
検索結果: 6 件中 1件目~6件目を表示
  • 1

発表形式

Initialising ...

選択項目を絞り込む

掲載資料名

Initialising ...

発表会議名

Initialising ...

筆頭著者名

Initialising ...

キーワード

Initialising ...

使用言語

Initialising ...

発行年

Initialising ...

開催年

Initialising ...

選択した検索結果をダウンロード

論文

Effects of high-energy ion irradiation in bismuth thin films at low temperature

知見 康弘; 石川 法人; 岩瀬 彰宏*

Materials Research Society Symposium Proceedings, Vol.792, p.379 - 384, 2004/00

ビスマスにおける高エネルギーイオン照射効果を、低温での電気抵抗率を測定することにより、その構造変化と関連付けて調べた。ビスマス薄膜(厚さ300-600$AA )$に数種類の高エネルギー(100-200MeV)重イオンを$$sim$$10Kで照射し、そのときの試料の抵抗率を$$sim$$7Kでその場測定した。照射後、抵抗率のアニール挙動を$$sim$$35Kまで測定した。アニール中の抵抗率の温度依存性において20K付近で急激な上昇が見られており、これは照射誘起アモルファス領域の再結晶化を示唆している。アモルファスビスマスはまた、$$sim$$6K以下で超伝導転移を示すため、高エネルギー重イオン照射が引き起こす高密度電子励起により、超伝導アモルファスビスマスの柱状領域を通常のビスマス結晶中に誘起できる可能性がある。そこで今回、照射誘起アモルファス化による超伝導転移の検出を試みた。

論文

Recrystallization by annealing in SiC amorphized with Ne irradiation

相原 純; 北條 喜一; 古野 茂実*; 石原 正博; 林 君夫

Journal of Electron Microscopy, 51(2), p.93 - 98, 2002/05

 被引用回数:6 パーセンタイル:20.46(Microscopy)

SiCは高温用・耐放射線用構造材料及び半導体として期待される材料である。照射下での使用が考えられることから照射下の挙動及び焼鈍による回復に関する基礎的研究は重要である。本研究では透過型電子顕微鏡観察下で$$alpha$$-SiCをイオンで室温照射し、照射後焼鈍による組織変化をその場観察した。照射種としては不活性ガスであるNeイオンを用いた。イオンフルエンスを変え、5種類の試料を照射し、400-1100$$^{circ}C$$の範囲で等時焼鈍した。照射により、5種類の照射はすべて非晶質化した。焼鈍により、だいたい同じようにエピタキシャル成長が起こった。照射量の多い試料では1000$$^{circ}C$$、照射量の少ない試料では1100$$^{circ}C$$焼鈍によって大量の新しい結晶核が生成した。また、1000$$^{circ}C$$焼鈍によって、大量の核生成が起こった試料でも起こらなかった試料でもバブルの成長もしくは生成が観察された。核生成の照射量依存性について考察した。

論文

Amorphization with ion irradiation and recrystallization by annealing of SiC crystals

相原 純; 北條 喜一; 古野 茂実; 石原 正博; 林 君夫

Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 166-167, p.379 - 384, 2000/05

 被引用回数:8 パーセンタイル:50.62(Instruments & Instrumentation)

SiCは高温用・耐放射線用構造材料及び半導体として期待される材料である。照射下での使用が考えられることから照射下の挙動及び焼鈍による回復に関する基礎的研究は重要である。本研究では、透過型電子顕微鏡観察下で$$alpha$$-SiCへのイオン照射及び照射後焼鈍を行いその場観察をした。照射種としては窒素イオン及び不活性ガスのネオンイオンを用いた。イオンのエネルギーとフラックスは窒素照射とネオン照射とで同じようなdpa深さ分布、dpa速度になるように設定した。ネオン照射では、焼鈍による回復挙動の照射量依存性ははっきりと確認できなかった。それに対し窒素照射では照射量が少ないと800~900$$^{circ}$$Cで非晶質化した部分に回復がみられたが、照射量が多いと1000$$^{circ}$$Cまでの焼鈍では回復が観察されなかった。これは、窒素の何らかの化学的効果によるものと思われる。

論文

The Characterization of copper alloys for the application of fusion reactors

石山 新太郎; 深谷 清; 衛藤 基邦; 秋場 真人

Fitness-For-Service and Dicisions for Petroleum and Chemical Equipment (PVP-Vol. 315), 6 Pages, 1995/00

核融合炉ダイバータ冷却構造体材料として有力な3種類の銅合金、無酸素銅、アルミナ分散銅、W/Cuコンポジット材の高温強度試験及び高温疲労試験を行い、それぞれの特性を比較検討した。その結果(1)高温強度は、室温から500$$^{circ}$$CまでW/Cu$$>$$アルミナ分散銅(DSC)$$>$$無酸素銅(OFHC)の順で高く、OFHCについては400$$^{circ}$$C以上で再結晶化による急激な強度の低下が見られた。(2)高温疲労寿命はW/Cu$$<$$DSC$$<$$OFHCの順で室温で長く、400$$^{circ}$$C以上では、OFHCに再結晶化による短寿命化が見られた。この温度での寿命はOFHC$$<$$E/Cu$$<$$DSCであった。高温強度が高いW/Cuの室温での寿命がOFHCやDSCに比べて短いのは、ヤング率がW/Cuの場合他の材料と比べて高くこのため同ひずみ振幅における疲労試験中に発生する応力が他の材料に比べて高くなるためである。

論文

オゾン酸化$$gamma$$線重合ポリエチレンの熱分析

新井 英彦; 泉類 詩郎*; 中瀬 吉昭; 栗山 将

高分子論文集, 36(1), p.55 - 60, 1979/00

 被引用回数:0

室温$$gamma$$線重合ポリエチレンの微細構造の研究のためオゾン酸化法でエッチングを行い、その酸化生成物の熱分析を行った。酸化物を溶融状態から一定の冷却速度で再結晶化した試料の加熱曲線は二重吸熱ピークを示し、オゾン酸化の結果、2種の分子量の結晶が生成していることが認められた。この結果はGPC分析結果とよく対応した。溶融再結晶化物の融解熱は原試料の場合より短時間オゾン酸化試料の場合の方が大きくなり、結晶化を阻害するような分岐点等がオゾン酸化の初期の段階で取り除かれたことが明らかとなった。

論文

Differential thermal analysis of polyethylene obtained by radiation-induced polymerization

中瀬 吉昭; 新井 英彦; 栗山 将

J.Macromol.Sci.,Part B, 10(1), p.41 - 58, 1974/01

放射線重合により得られたポリエチレン-タカセン-の特徴を知るために示差熱分析を行なった。重合したまま(as-polymerized)、熱処理をしたもの、あるいは硝酸処理をしたものをここでは取り上げた。タカセンは微結晶でありかつ不完全な結晶から成っており、それ以外に無定形部分がある。結晶部分、無定形部分においてポリマー分子は歪を受けており、これは分枝(短鎖、長鎖)の存在が原因するものと考えられる。したがってポリマー分子の熱運動も困難となる。ポリマー分子のうけた歪は、110$$^{circ}$$C以上の熱処理で除くことができるが、120$$^{circ}$$C以上の熱処理では部分融解が起り、新しいポリマー結晶が生成することがある。この新しい結晶は重合したままの試料中には存在しないものであり、歪を大きく受けたポリマー鎖を持つ試料で、熱処理中に生成するものと考えられる。

6 件中 1件目~6件目を表示
  • 1